災害時には、アウトドア用の折りたたみ椅子が活躍する。地震や水害に襲われた街は、ガレキや土砂が散乱し、座る場所を確保するのは難しい。避難所として利用される体育館も、床は堅く冷たいため、長時間座るには辛いだろう。
そんな時に持ち運びに優れたアウトドア用の椅子は活躍する。しかし、アウトドア用の椅子は案外大きく重い。災害時の備えにはあまり適していない。そこで今回は、災害時に適した椅子「PATATTO」を紹介する。
PATATTOとは
PATATTOは、軽く持ち運びに便利で、開いて押すだけで簡単に組み立てられ、パタッと折りたためる椅子だ。難しい組み立ては一切なく、道具も必要としない。
株式会社イケックス工業が運営するSOLCION(ソルシオン)というオンラインショップで販売している。名古屋市覚王山に直営店があり、こちらで試すことも可能である。
PATATTOの特徴
PATATTOの特徴は、何と言っても、軽くコンパクトで持ち運びやすいことである。ラインナップは、PATATTO mini、PATATTO、PATATTO300の3種類。重量はそれぞれ、PATATTOminiが230g、PTATTOが475g、PATATTO300が600gである。一番大きいPATATTO300でも週刊誌程度の重さだ。
折りたたんだ時の厚さはわずか約1cmで、ボディに持ち手があるため持ち運びしやすい。押し入れや車のトランクでも、かさばらずに収納できる。さらに、PATATTO300なら、大きめのカバンに入れて気軽に持ち運べる。
また、座面が曲面になっているので座り心地が良く、長時間座っても疲れにくい。コンパクトでありながら、耐荷重100kgとタフさも兼ね備えている。本体はポリプロピレン製で水濡れに強く、災害時などの野外使用にも適している。カラーバリエーションも豊富で、どの色を誰が使うかなど決め事もできそうだ。
PATATTOの使い方
PATATTOは、わずか3ステップだけで組み立てができる。簡単に組み立てできるため、子どもやお年寄りでも扱いやすい。使い方は以下の通りである。
【開き方】
1.本体のボタンを外す。
2.本体を開く。
3.グリップを掴みながら、本体を広げ、座面を押す。
【閉じ方】
1.本体をひっくり返す。
2.手のひらで、内側から押し込む。
3.本体のボタンをとめる。
PATATTOは、災害時だけではなく、普段使うインテリアとしても、アウトドアグッズとしても機能する便利な品物だ。収納性が高く、家族分を揃えても、決して邪魔にはならないだろう。またPATATTO TABLEという机になるタイプもある。合わせて購入してみてはいかがだろうか。
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