Webマーケティングサービスや比較メディア事業を展開する株式会社ベーシック(本社:東京都千代田区、代表取締役:秋山勝)は、2018年8月30日(木)、災害が発生した場合に従業員の安全を守る制度、「BACoN制度」を導入したことを発表した。

「BACoN制度」とは


まず「BACoN」とは、「Basic Area Community Network」の略であり、全従業員153名(2018年7月現在)を22グループに分け、居住地域ごとにチーム編成されたコミュニティのことだ。

災害が発生した際、

・お互いの安否確認を行う
・共に避難する
・交通機関の機能が停止した際、共に徒歩で帰宅する

など、居住地が近い従業員が互いに協力し合うコミュニティ活動を目的とする。

「BACoN制度」をSlackに活用し、緊急時の連絡網を構築


災害が起こったとき、従業員ひとりひとりの無事をすぐに確認することは難しい。そこで、災害対策本部を中心に、Slackを使って「BACoN」の各コミュニティへメンバーの安否確認をとるのだ。

Slackはビジネス向けのチャットツールである。メールや電話に比べて短いコミュニケーションで連絡を取り合えることが特徴だ。

このSlackを使って、従業員ひとりひとりでなく「BACoN」というコミュニティ内の少数メンバーに安否確認をとる。こうすることによって、災害対策本部により迅速に従業員の安否情報が届く。つまり、緊急時の連絡網が成り立っているのだ。

まとめ

災害が発生した際、企業が従業員の安全管理をおこなうことは重要だ。しかし、災害時の混乱した状況でそうすることはなかなか難しい。

株式会社ベーシックは、「BACoN制度」を導入することで、従業員の安全確保がよりスムーズに行われるようにした。

これからさまざまな企業が、従業員の安全のために防災制度をより充実させていってほしい。