地盤を元に安全・安心な物件情報を提供する地盤ネット株式会社(本社:東京都中央区、代表:山本 強)は、2018年12月21日に宅地建物取引業の免許を取得。これにより、同社が運営する「いい地盤の物件」だけを抽出する不動産ポータルサイト「ジバングー」で、土地選びから住宅づくりまで一貫したサービスを提供できるようになった。

地盤ネットでは、2018年7月に新築注文住宅の建設事業、10月にリフォーム事業を開始。これまで、安全な地盤から地震に強い「地盤適合耐震住宅」の普及を促進してきた。

ジバングーは地盤が安全な物件情報を提供する不動産サイト

画像:「ジバングー」公式HPから引用


ジバングーは、「安全な地盤に住みたい」消費者と、「地盤は安全だが、立地などの関係で売れ残る土地に悩む」不動産業者を結ぶマッチングサイト。住所または郵便番号を入力して検索すると、その周辺の地図が表示され、その中に物件を示すマークが現れる。そのマークをクリックすると、「地盤調査スコア」をはじめとした物件情報を見ることができる。

「地盤調査スコア」は、「地盤調査」「浸水リスク」「液状化リスク」「土砂災害リスク」「地震による揺れやすさ」の5つの評価項目から換算した数値だ。ジバングーは「地盤調査スコア」が80点以上の物件のみ掲載しており、地盤の良い安心・安全な家の紹介を徹底している。

宅地建物取引業免許で、安全な地盤の物件への住み替えへ


宅地建物取引士は、不動産取引にかかわる広範な知識を有している流通の専門家。不動産の取引のなかでも特に重要なのが、物件・契約内容などの説明、契約内容を記載した書面への記名押印だ。宅地建物取引業法では、これらの業務は宅地建物取引士しか取り扱えないと定められている。

2017年2月にサービスを開始したジバングーは、1ヶ月後に会員数1,000人を突破。宅地建物取引業免許を取得した2018年12月時点では、掲載物件3,004件に対して、662件の安全な地盤の物件への住み替えにつながった。災害の多い日本では、災害に遭っても住み続けられる家の場所選びが重要になる。よりサービス内容が強化されたジバングーを活用して、未然に被害を防いでほしい。

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