火山帯の上に位置する日本は、地震の発生率が非常に高い国だ。そのため、国や自治体はもちろん、多くの家庭で様々な対策が取られていることだろう。家具の補強や転倒防止策は、各家庭で行うことのできる対策の1つだが、今回紹介するのは、いざという時に命を守るシェルターになる防災家具だ。

「構 -kamae-」というブランドに込められた想い

画像:株式会社安信よりスクリーンショット

株式会社安信」は防災グッズなどを取り扱う、防災の未来を考える企業だ。今回紹介する「構 -kamae-」という家具ブランドは、究極の防災家具。安全性・コスト・デザイン・普段使いの機能性すべてにこだわって作られている。

「構 -kamae-」という名前の由来は2つ。優れた耐震「構造体」であるということと、日本古来の武道用語「かまえ」という言葉だ。武道用語の「かまえ」の中でも、良いかまえは「自然体」だといわれる。つまり「構 -kamae-」とは、普段は自然体だが、いざという時には、その耐震性で大切な命を守るシェルターになる家具。

高級家具を手掛ける職人と防災のプロが、互いのノウハウを結実させて生み出されたのが、安全性、強さ、美しさが共存する家具「構 -kamae-」なのだ。

鉄と木の長所を最大限に取り入れた防災家具

「構 -kamae-」の家具に使われる鉄、木にはそれぞれ特徴がある。

鉄には強度に加えて靭性(粘り強さ)があり、それらのバランスの良さに加え加工性にも優れているという特徴がある。さらに弾性限度を超えても急に破断することがないという特性があるため、住宅の構造にも使用される。

一方、木は限界を超える重量がかかると破断してしまうが、木特有の「あたたかみ」や「やわらかみ」がある。さらに紫外線を吸収するという特性のため、目に優しく「やすらぎ」を与えてくれる。加えて木には、水分を吸収・放出することで室内の湿度を調節する「調湿作用」という、ほかの材料にない特性もある。

「構 -kamae-」の家具は、こういった鉄と木、両方の長所を取り入れた防災家具なのだ。

職人の「てしごと」から生まれる家具のぬくもり

「構 -kamae-」は、安全性・コスト・デザイン・普段使いの機能性を兼ね備えた防災家具だが、その佇まいは一流ブランドの高級家具。それは、高級家具を手掛ける職人の丁寧な「てしごと」によって生みだされる。

職人の巧みな技術で作られる「構 -kamae-」の家具は、内部に鉄骨構造体を内包しているとは感じさせないデザイン。美しい木目と、水面のような美しい塗装面は本当に見事としか言いようがないが、この家具の魅力は外見だけではない。

実用本意の職人が手掛けるからこそ生まれる、使いやすさを第1に考えられた家具。塗装には特殊な塗料を利用し、高い耐候性・耐汚染性・耐熱性・耐久性を実現。使用する人のことを第一に考えた職人が提供する、安心と信頼。ぜひ購入を考えてみてはいかがだろうか。

 

値段が安いとは言えない家具を購入するのは、一大イベント。決して小さな買い物ではないかもしれないが、何度も買い替えるものということでもない。いざという時に大切な命を守る職人技の結晶を、手元に置いておくのもいいのではないだろうか。