キッチンの一角に漂うあの嫌な臭いをすぐ処理できたら、と考えたことはないだろうか。

家庭電化製品の製造販売を手がけるワールプール・コーポレーション(本部:アメリカ合衆国ミシガン州ベントン・ハーバー、代表:マーク・ビッツァー)は、家の生ゴミを肥料に変える処理機「ZERA」を開発した。これは、家の生ゴミの臭いを抑えるだけでなく、そのまま肥料にしてしまうという、エコで便利なゴミ箱だ。

従来の生ゴミ処理機は強烈な臭いが常識だった


「生ゴミ処理機」という言葉はあまり馴染みがないかもしれない。これは、家庭で発生する生ゴミを除菌したり脱臭したりして肥料に変えるものだ。生ゴミを溜めず、自然にもやさしい優れものだ。

しかし、従来の生ゴミ処理機は臭いに悩まされてきた。それは、元々の生ゴミの臭いだったり、分解する微生物の臭いだったりする。臭いの処理は難しく、空気の通る場所に置くしかなかった。

ZERAが提案した新しい生ゴミ処理機とは


「ZERA」は家庭のキッチン用にデザインされた新しい生ゴミ処理機である。ほぼ自動で生ゴミを3分の2まで削減できる。また、減らしたゴミは24時間以内に庭や芝生に散布できる有機肥料に変化する。

さらに、今までの生ゴミ処理機に多かった臭いもまったくしない設計になっている。家庭で発生する7日分のゴミが入るので、容量も安心だ。簡単な操作で処理が可能なため、キッチンに置いておくだけでストレスフリーな生活になるだろう。

まとめ


ZERAを活用すると、臭いを抑えた生ゴミの処理をしながら環境への配慮をおこなえるようになる。また、操作も難しくない。キッチンを邪魔することなく、高性能なゴミ箱として利用できる。家庭にある生ゴミの臭いが気になる人や肥料にして有効的に活用したい人にとってはうってつけだろう。

いま一度、キッチン周りにある生ゴミの処理について考えてみてはいかがだろうか。