海外や川辺でのキャンプ、海水浴など水の安全性が気になるタイミングは少なくないが、ただ見ただけではその水は安全か、飲めるかまではわからない。その課題を解決するのがこのガジェット「TestDrop Pro」だ。

コップをなぞるだけで水質検査ができる


「TestDrop Pro」は水に直接触れて検査する必要はない。必要なのは検査したい水の入った容器だけ、検査の方法は容器のコップを約2秒なぞるだけと、非常に簡単だ。検出できる有害物質の種類も多く、老朽化したインフラからでる鉛や農薬、繁殖しやすい大腸菌、そして最近問題になっているPFOA(有機フッ素化合物)などの化学物質も検知できる。

「TestDrop Pro」の赤のランプが点灯すれば危険、ブルーのランプなら安全の証だ。また、大きさは車のキーケースほどなので、非常に持ち運びやすい。

商品の価格は1つ49.95ドル(約5400円)で「TestDrop Pro」の開発元Lishtotの公式サイトにて購入でき、日本への配送も可能だ。

水道水だけではなく川の水やミネラルウォーターも検査可能


「TestDrop Pro」には以下の3つの機能がある。

  • 水道水のほかにも2種類の水の検査が可能。「TestDrop Pro」には3つのボタンが付いていて、水道水用・ミネラルウォーター用・自然界の水用と、用途が分かれている。
  • Bluetoothでスマホアプリと連動し、検査の記録をLishtotが提供する「グローバル・ウォーター・マップ」にアップロードできる。過去のデータや動画、写真、コメントを参照することも可能だ。
  • バッテリーにはEnergizer 2032という電池が使われており、約5000回の検査ができるようになっている。

まとめ

小型で車のキーのように持ち運びやすいため、気になったとき即座に検査することができる。川辺でのキャンプや海外旅行のときなど、「TestDrop Pro」はさまざまな場面で活躍し、あなたとあなたの大切なの人を守ってくれるだろう。