料理が好きで、料理に使えればと思ってハーブを育てたことがあるが、ほったらかしで育つといわれるハーブでも枯らしてしまった経験がある。植物を育てるのは楽しいが、手入れがめんどうくさいということがネックだ。
今度こそはちゃんと育ててみようと思い、いろいろ調べているなかで、ほったらかしでも育つ「SoBiC」という商品を見つけた。
この記事では「SoBiC」の性能やサポート体制と、災害でどう役立つかをご紹介する。
「SoBiC」は試したくなる画期的なシステムのプランター
「SoBiC」は、ネイチャーダイン株式会社が、クラウドファンディングで資金を募って開発したプランターだ。
このプランターは、電気も機械も使わず、太陽の熱を利用して動くというシステムを採用している。使い方は簡単で、野菜カプセルという専用の培養土が入った袋にタネを蒔き、その後は1週間に1回くらい水が減っていないかチェックするだけだ。
大きさも通常のプランターよりも少し大きいくらいとコンパクトだ。これならマンションのベランダなど限られたスペースでも育てられそうだ。
「SoBiC」はサポート体制もしっかりしているプランター
ハーブでさえ枯らしてしまう自分のような人はめったにいないだろうが、「SoBiC」は生育保証付きで安心だ。
万が一育たなかった場合、ネイチャーダイン社が定める栽培条件を満たしていれば、無料で新しい野菜カプセルを受け取れる。
また、「SoBiC CLUB」という植物の成長を記録するサイトに登録しておけば、より適切なアドバイスが受けられる。
手厚いサポートで本当に誰でも育てることができそうだ。
家庭菜園は災害のときの栄養不足解消にも役立つ
意外に思うかもしれないが、家庭菜園は被災時にも役立つ。
東日本大震災のとき、1ヶ月くらい全体的におにぎりや菓子パンなど、穀類の量が多い食事が続いたという。
非常食は、食事のバリエーションが少なく、栄養不足になりやすい。いうまでもないが、さまざまな体調不良を引き起こす。被災したときに、地方都市では農家が野菜をわけてもらったという話も聞くが、都市部ではそうもいかない。そういったときに、家庭菜園をしていれば少しの間でも栄養不足解消に役立つ。
まとめ
「SoBiC」は水さえ変えてあげれば、ほったらかしで野菜や果物が育つということで、これは未来のプランターだと思った。
しかし、調べている中で、当然だが天候不良や、設置ミスによる失敗など、ほったらかしとはいかない部分もあることがわかった。それでも、従来のプランターに比べれば、一歩先行くプランターに違いない。この技術の今後に期待だ。
最後に、実は家庭菜園は被災時にも役立つ。万が一に備えて「SoBiC」を使って家庭菜園をしてみてはいががだろうか。