災害時は、避難などの移動で何かと歩く機会が多い。体力に自身がある人ならともかく、子どもやお年寄りは疲れて座りたくなるのではないだろうか。しかし、日常的に椅子を持っている人はいないし、災害時は倒壊した建物の破片が散乱していて、直接地面に座わるのも危険だ。
場所を選ばずにいつでも安心して座れる。実はそれを可能にした商品がある。
今回はチェコ発の、椅子に変化する不思議なバックパック「BAGOBAGO」の紹介をしよう。
椅子としての機能
このバックパックは、「必要な時にどこでも座ることができたら」そんなアイデアから誕生した。スツールがバックパックの内部に内蔵されており、広げることで椅子に変化する。椅子としてかなりしっかり作られており、最大重量130kgまで耐えられる。
商品の開発に整形外科医が関わっているため、座るときも背負うときも、体への負担が少なくなるように人間工学に基づいて設計されている。
さらに底面からスツールの脚部が出ており、その脚部はカバーで覆われている。カバーは取り外しが可能で、座る時に外して立つ時に装着すれば、バックパックの底も服も汚れない。実に考えられている。
バックパックとしてもかなり機能的
椅子になるからバックパックとしての機能が悪いと侮ってはいけない。内側は、大きなスペースと、ノートやタブレット端末が収納できる小さなスペースに分かれている。外側には小物を収納できる小さいポケットとサイドポケットがついており、総じて22Lのものが入る大容量となっている。
防水性があるので雨の日も安心して使え、金属部分を取り外せば、まるごと洗濯することもできる。普通のバックパックとして見ても魅力的だ。
災害だけでなくさまざまなシーンでも使える
災害時だけではなく、日常でも座りたくなる場面は多くある。電車や行列の待ち時間、場所取りやスポーツ観戦、さまざまなシーンで活躍してくれるだろう。
見た目のデザインもシンプルで、普段使いとしての問題もない。普段からバックパックとして活用し、いざという時に椅子となり役に立つ。一石二鳥とはまさにこのことだ。
これまで述べてきたように、場所を選ばずにいつでも座れるのが、この商品の強みだ。その便利さを実際に手にとって確かめてもらいたい。
色はブラック・グレー・グリーン・ボルドーの4種類で、価格は24,000円(税別)だ。
購入はこちらから。