皆さんは「防災」を日々意識して、生活しているだろうか。洪水や地震といった自然災害は、日本でも頻繁におき、また、それは予期せぬ時に発生する。
防災を意識して生活しなければ、急な災害には対応できないであろう。今回は、防災を意識して、日々活動している「とよた防災まちづくりプロジェクト」について紹介したい。
目指すは「災害に強いまちづくり」
とよた防災まちづくりプロジェクトは、2009年に「災害に強いまちづくり」を目指し、発足した市民活動団体。子どもたちに防災を意識させることで、未来の防災を強く意識できるような人材を育成することを目的として活動している。
多種多様な「防災活動」
彼らは、豊田市内を中心に、以下のような活動を行っている。
- 定例会(毎月第3水曜日)
- 防災に関する講習会
- 防災キャンプ事業
- 防災講座
特におすすめなのは、災害から身を守る方法を教えてくれる講習会やイベント。単に聞くだけでなく、ダンボールを使った避難所体験や薪割り体験、断水時の水運び体験など、普段味わう事のない活動も体験できる。
防災に関する知識やノウハウを丁寧に教えてくれるので、時間のある方は行ってみてはいかがだろうか。
自分の身は、自分で守れるようにする
防災に関する知識を提供してくれる「とよた防災まちづくりプロジェクト」。しかし、行くだけで満足してはならない。私たちは「防災」について、常日頃から意識していくべきではないだろうか。
自然災害とは突如として発生する。そういった非常事態の時、「防災」についての知識をもっている、事前に災害に備えておくといったことが重要になってくる。そうすることで、私たちは自身の身の回りを守り、冷静に周りを見渡すことができるからだ。
そういった意識を定着させるために、避難訓練があり、防災セットが売られ、彼らのような地域による防災団体が存在する。私たちは「防災」を彼らだけにまかせるのではなく、自ら意識していかなければならないのである。
「防災」は他人に任せるのではなく、一人ひとりが意識してやってくべきことである。そして一人ひとりが災害に対する知識を備えることで、街全体が災害に強くなる。
「とよた防災まちづくりプロジェクト」は、そんな未来を実現するため、活動している。この機会に、改めて「防災」に意識を向けてみてはいかがだろうか。
とよた防災まちづくりプロジェクト
公式HP
公式Facebook
info@tbmp2009.org