2023年8月3日、株式会社アルファックス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:由良 充啓)は、突然やってくる災害に普段から備えることができる「防災ルームシューズ ITSUMO(イツモ)」を販売開始しました。
その「足元」、本当に守れていますか?
大地震が起きた!その時室内は……
もしもご自宅にいる時に大きな地震が起きたなら、皆さんはまず何をしたら良いでしょうか?
揺れている間にすぐできるのは「机の下に隠れる」こと。倒れてくる家具や落下物から身を守ります。そして揺れが収まったら、火元を確認したり、余震が発生する場合に備えてドアや窓を開け、逃げ道を確保しましょう。建物に倒壊の恐れがあれば、屋外への避難も必要です。
ここまでの対応を思い浮かべられる人は少なくないと思いますが、こうした行動をするにあたり、まず最初に行うべきことがあります。
それは「足元を守る」こと。
大きな地震が起きた後は、家中のものが散乱し、場合によっては食器や窓ガラス、テレビの液晶画面などが割れ、床一面に破片が散らばっていることがあります。そんな室内を動き回ったり、急いで避難しようと素足のまま玄関に向かえば、足の裏に破片が刺さるなどケガを負ってしまいます。
実はこの「足元を守る」という行動、これまでなかなか意識されることがなかったようです。
1995年の阪神・淡路大震災や2004年の新潟県中越地震では、被害にあった負傷者のうち半数の方が、家屋内の落下物や家具類の転倒、割れ物などによるケガを負っていたことが報告されています。
この教訓から、現在は「家の中に避難用のスリッパや靴を置いておくこと」が防災対策として語られることが増えてきました。
避難用スリッパは普段から使っているものでも良い?
靴を用意するのはハードルが高く、履きやすかったり普段から使える・使っているという点で、スリッパを避難用の備えとして選ぶ方は多いでしょう。しかし、ひとえにスリッパといっても靴底の厚さや材質は多種多様。ほとんどのスリッパはやわらかく、足を守るには不十分です。
やわらかいスリッパでも足を傷つけそうな破片をうまく避けることができれば、無事に避難できるかもしれません。しかし、例えば停電が起きた場合、暗い室内では床に何がどのように散乱しているか、把握することは難しいでしょう。その状態でやわらかいスリッパを履いたまま動き、上向きにとがった破片を踏みつけてしまったら一大事。破片がスリッパの底を破り、足の裏に突き刺さってしまいます。底を突き破るほどの鋭さはなくても、目に見えない細かな破片はやわらかなスリッパの素材にめり込むことがあります。すると足元が不安定になり、別の場所で転倒するなど思わぬケガにつながることも……。
また、スリッパは屋外用の靴のように足にぴったり合っていなくても、普段の生活で問題なく使えます。むしろ脱ぎ着しやすいため、お家でのリラックスタイムにはメリットかもしれません。しかし、急いで避難することの多い災害下では、その脱げやすさはデメリットになります。緊急時にはスリッパのまま外へ出なければならないこともあります。その際、道中で脱げてしまったり、瓦や瓦礫、アスファルトの破片を踏み抜いてしまったりするかもしれません。
防災の視点でスリッパを備えるのであれば、一般的なスリッパはおすすめできません。靴底が頑丈なつくりになっていたり、脱げにくい形状だったりする「防災スリッパ」を選ぶのが良いでしょう。
「防災ルームシューズ ITSUMO(イツモ)」
デザイン性・耐久性・実用性を兼ね備えた防災スリッパ
株式会社アルファックス(大阪府大阪市)が提供する「防災ルームシューズ ITSUMO(イツモ)」は、耐踏み抜き性のインソール内蔵の防災スリッパです。
見た目は日常に溶け込むレザー調デザインが素敵なルームシューズ。かかとがぺったんこになり、脱ぎ履きしやすいバブーシュタイプです。
親しみやすいビジュアルに反して、耐久力は一級品。中敷には特殊なポリエステル多層構造加工が施されており、釘を上から踏んでも貫通しません。その強度は、日本工業規格JISS T8101による耐踏抜き性1100N(112.2kgf)以上の強度(工事現場等で使用される安全靴相当)を誇ります。
中生地は滑りにくい素材で肌面にはすべり止めがついており、かかとをあげるとピタッと足首に吸い付くようにフィットします。歩きやすく、走っても脱げにくい作りです。左右兼用で、急いでつっかけても違和感なく履けるのも嬉しいところ。
汚れも拭き取りやすく、手洗いも可能。毎日使っても清潔さを保てます。
現時点では「ベージュ」「マスタード」の2カラー、サイズはMサイズ(22.5〜24.5cm)とLサイズ(25.0〜27.0cm)の2種類が展開されています。2023年8月から公式オンラインショップ(楽天市場、Amazon)で発売されています。
まとめ
普段からスリッパを使っていたり、避難用にスリッパを備えていたりすると、もしもの時にガラスを踏んでも大丈夫……とつい思いがちですが、いま一度、そのスリッパは本当に耐久性があるか・脱げにくくないかという点で見直してみると良いかもしれません。
買い替えが必要な場合は実用性と防災性を兼ね備えた防災スリッパを検討してみてもいいかもしれませんね。
- 防災ルームシューズ「ITSUMO」紹介ページ|株式会社アルファックス
- オンラインショップ|楽天市場・Amazon
- 毎日使えて、毎日備える。実用性と防災性を兼ね備え、暮らしに安心感を与える「防災ルームシューズ ITSUMO(イツモ)」を新発売。| PRTIMES
参考:https://www.al-phax.co.jp/arrival/969-itsumo、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000059924.html