ペットは家族同然。防犯のためでなく家族の一員としてペットと暮らす人が増えてきている。2017年の株式会社ビデオリサーチの調査によると、ペットを飼っている割合は約4割とほとんどの人が動物と共に生活をしている。中でも、特に犬と猫を飼っている割合はダントツで高い。
しかし、2018年のLIFULL HOME’Sの調査によると「ペットの震災対策をしているか」の問いに対し、特に何もしていないと答えた割合が約5割を占めていた。近年、震災が多い中大事なペットのこともしっかり考えてほしいものだ。
そこで今回は、災害時にも日常使いにも使える「パックパックパエナ」という商品を紹介する。
パックパックパエナとは?
画像:「compet公式HP」をスクリーンショット
バックパックパエナとは、コンビ株式会社が作ったペット用多機能リュックのことだ。この会社は主にベビー用品を作っている会社だが、今回はその中のペット用品のブランドであるコムペットから生まれたグッズだ。
大事な家族の一員であるペットにも、安心と心地よさを届けることをコンセプトとしている商品だ。その為、飼い主にとっても使いやすく、ペットにとっても快適なものとなっている。
ペットキャリーとしてはあまり見かけないバックパック型である為、両手がフリーになる。その為おでかけに行くときはもちろん、災害時にも役に立つ商品だ。背中に背負うことで体への負担も軽減することができ、安定感もある。
災害による被害が増えるて来ている中、今後はペット用の防災グッズとしても注目をあつめていくだろう。
ペットにも飼い主にも心地よい造り
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次に、この商品の優れた機能を紹介していく。
まずはドーム型ハウスにできることだ。背面のファスナーを開けるとドーム状に広がり、簡易ハウスとしてつかうことが出来る。さらにドームのメッシュ部分中央を開けばペットの出入り口にもなる。お出かけ先でのハウスとして大活躍しそうだ。
背面上部には通気窓がついている為、ペットも快適に過ごすことができ、移動の時間も安心だ。ファスナーを開くとフルオープンにすることができ、ペットの乗せ降ろしが簡単なことに加え、内部の掃除も楽にできる。ちなみに中敷きのマットは丸洗いができ、衛生面にも配慮してある。
さらに、専用のリードがついている為わざわざリードを持っていく必要もなくなる。
普段使いとしても十分に使いやすそうだ。
日頃のしつけや災害対策も
今回のような防災グッズを用意しておくことは、いざ災害が起きたときに役にたつ。しかし、ただグッズを揃えて終わりではない。飼い主の方々は、避難後のこともしっかり頭に入れておこう。
避難所によってはペットの受け入れが出来ない所や屋外に出される所がある。その為、事前に避難所の情報を集めておくことが重要となる。
過去の事例で見ると、2011年の東日本大震災時にペットに関するトラブルが発生したケースがある。避難所でペットが吠えたり、毛が飛び散ちったりで飼い主と他の避難者の間でトラブルになるという問題が相次いだ。
もしもの時のために、日頃のしつけが重要視される。飼い主はその責任があることを認識し、しっかりと災害対策していこう。
まとめ
東日本大震災以降、環境省は災害時にペットと非難するときのガイドラインを作り、飼い主に対し災害対策を呼び掛けている。それに伴い、ペット用の防災グッズも増えつつあり、今後注目されていくだろう。
動物も人間と同じで、準備ができないまま非難したらパニック状態となってしまう。もしもの時に備え、普段からのしつけや災害に対する意識を見直していこう。大事な家族を守るために。