震災や台風、水害など日本は災害が多い国。もしかしたら、避難所生活をすることがあるかもしれない。

星野総合商事株式会社(本社:埼玉県川口市、代表取締役社長:星野晃一郎)がリリースした災害時避難所名簿管理クラウドシステム「ほっと避難所」は、避難者の名簿をインターネットクラウドで管理できるサービスだ。

避難先や年齢、性別のほか、アレルギーなどの体質や障害、介護の情報なども登録でき、自治体の担当者が閲覧できる仕組みになっている。

リアルタイムで情報共有できるから家族の居場所がわかって安心


今までは紙で名簿を管理していたため、避難者情報が変更されたときに、すぐに情報が更新できないというデメリットがあった。さらに、避難者が多数いる場合には避難所と自治体の担当者の負担も大きく、対応に時間がかかることもある。

「ほっと避難所」では、避難所の移動情報もリアルタイムで更新できる。これにより、離れた場所にいる家族にもすぐに居場所を知らせることができる。また、行き違いを防ぐことにもなりそうだ。このように、アナログ管理では対応できない情報共有のタイムラグが、インターネットクラウド上だとすぐに解決するのは大きな利点だ。

さらに、「ほっと避難所」への登録方法は、自治体が配布する名刺サイズのカードに記載されたQRコードを読み込み、スマートフォンから必要な情報を入力するだけ。避難所の移動情報もリアルタイムで更新できるので、離れた場所にいる家族にもすぐに居場所を知らせることができる。リアルタイムで情報共有できるので、行き違いを防ぐことにもなりそうだ。

アレルギーにも対応!子供やお年寄りと避難するときに便利


災害時避難所名簿管理クラウドシステムには性別や年齢以外にも、アレルギーや障害、介護の必要性などの情報も登録できる。

そのため、アレルギーを持つ子供や介護が必要なお年寄りと一緒に避難していても、「ほっと避難所」を通して自治体がすぐに把握することが可能。アレルギー対応の食事、介護用品の用意など、避難先での迅速な対応が期待できる。

避難所での生活はどうしても心身ともに負担がかかりやすい。急な体調変化に対応できるよう、備えておくと安心だ。

まとめ

もしも避難所で生活することになったら、リアルタイムでの情報共有が必要だ。家族の居場所をすぐに把握できれば安心できるし、自治体に健康状態を把握してもらうことで、いざというときの体調変化にも対応してもらいやすい。

備えていても災害は突然やってくる。避難生活に必要な衣類や食料のほか、個人の健康管理に必要な常備薬などはすぐに持ち出せるように見直しておこう。また、小さな子供やお年寄りは、自力での避難が難しい場合もある。日頃から避難経路や避難場所を確認し、家族で共有しておくことが大切だ。