空き家の購入を検討するとき、どんなことをポイントに選んでいるだろう?
耐震性や老朽化など、気になる点はたくさんある。その中でも、土地の地盤リスクを知っておくことは重要だ。
今回、そんな地盤リスクを簡単に知ることができる「LIFULL HOME’S空き家バンク」について紹介する。
気になる空き家のハザードマップを見ることができる
「LIFULL HOME’S空き家バンク」とは、全国の地方自治体が管理する空き家・空き地の情報を集めたサイトだ。
このサイトには、地盤ネット株式会社(本社:東京都中央区)が提供するハザードマップが掲載されている。
「LIFULL HOME’S 空き家バンク」で気になる空き家を検索すると、「地盤・防災関連マップ」の項目を元にハザードマップ情報が表示されるのだ。
ハザードマップの項目には、
・地震による揺れやすさ
・液状化の可能性、浸水の可能性
・地震予測、土砂災害危険箇所など
さまざまな項目がある。そして各項目ごとに地域で危険度が色分けされている。そのため、空き家周辺のあらゆる災害リスクをぱっと見てすぐに知ることが可能だ。
さらに、空き家周辺の避難所データも掲載されているので、住居後の防災対策しやすくなっている。
地盤安心スコアで災害リスクの更なる可視化
2018年7月、「LIFULL HOME’S 空き家バンク」に新しく「地盤安心スコア」が搭載された。
地盤安心スコアとは、以下の5つの項目について、空き家の災害リスクを点数化している。
・地盤調査
・浸水リスク
・液状化リスク
・土砂災害リスク
・地震による揺れやすさ
各項目20点満点×5の合計100点満点で点数化しており、合計80点以上を安心・安全な地盤として算出している。
これにより、ハザードマップの内容が簡潔にまとめられ、ユーザーにとって空き家の災害リスクがよりわかりやすくなった。
まとめ
日本では自然災害が頻繁に発生する。そんな環境の中で、「安心・安全」な物件で暮らすことは、危険から身を守ったり、財産を守るという意味でも重要である。
空き家購入検討の際には、交通や周辺施設の利便性だけでなく、ぜひその土地の地盤リスクも考慮してほしい。
そのときの、情報サイトとして「LIFULL HOME’S 空き家バンク」のサービスは非常に有効だろう。