インターネットが発展していき、世の中多くのものがITと繋がるようになった。加えて、若者を中心に、多くの人々がスマートフォンやPCなどを通じてインターネットを活用している。いままでは、自分でどこかに行かなければならなかったものの、今や、ネットだけで多くのことが完結できる世の中になってきているのである。

しかしながら、シニア世代には、世の中の急速なIT化についていくことは幾分困難なことである。これは、60代以上のシニア層のスマートフォン普及率が、他の年代と比べて低いことからも分かる。

そんなインターネットを普段使用しない高齢者でも簡単に使えるIoTデバイスが最近発売された。MIKAWAYA21株式会社が発売する「MAGO(まご)ボタン」だ。

100歳の人でも使えるIoTデバイス「MAGO(マゴ)ボタン」

MIKAWAYA21 HPより引用


「MAGOボタン」を開発したのは、MIKAWAYA21株式会社。「子供からシニアまで安心して暮らせる社会を、地域密着のビジネスを展開する企業様とともに築いていきたい」という思いから生まれた会社。

シニアのちょっと困ったを解決する、お手伝いサービス「まごころサポート」や、買い物に行けない高齢者のために「ドローン宅配」といった事業を取り組んでいる。

今回発売された「MAGOボタン」は、100歳のおじいちゃま、おばあちゃまでも使えるボタンをコンセプトにして開発された。なので、使い方はとても簡単。ACアダプターをコンセントにさすだけで、自動的に電源が入る。スイッチをいちいちつける必要のない手軽さだ。電源が入ったあとは、通信電波が自動受信され、利用できるようになる。

加えて、SIMカードが搭載されているため、インターネット回線の契約やWIFIを設定する必要がない。そのため、月額利用料金が安い。

ボタンを置くだけ、ボタンを押すだけ。利用者である高齢者にとっても、設置側の家族にとっても優しい商品である。

機能は4種類

「MAGOボタン」についている機能は、以下に示した4つである。

  • 天気・災害情報:住まいエリアの天気と災害情報を知ることが可能
  • くらしの情報:ゴミ出しの日や自治体からの知らせを知ることが可能
  • 家族とのコミュケーション:家族からのメッセージを簡単に受け取ることが可能
  • コンシェルジュサービス:ボタンを2回押すと、MAGOボタン専用コールセンターからご自宅にお電話が入り、駆けつけを含む様々な相談に応じたサービスを提供

近年、核家族化が進んでおり、自分の両親と離れて暮らしている家庭が増えている。災害時において、連絡を取れず、安否確認ができなかった方も多いのではないだろうか。
そんなときも、このボタンさえあれば大丈夫。

緊急避難が必要なときには、音とライトで警告してくれる。なので、素早い避難が可能だ。加えて、災害情報が流れた場合は、MAGOボタンを1回押すだけで、安否確認も行える。

携帯を持っていない、遠方に住む両親の安全の確認がすぐできるのである。

MAGOボタンで安心を

MIKAWAYA21 HPより引用


仕事や子供の面倒で、中々会いに行くことができないといった人々が増えている世の中。現に筆者もそのうちの一人である。

しかしながら、万が一両親が住むところで災害があったら、安否確認ができるまで気が気でならないだろう。

そんなとき、両親の安否情報をすぐに知ることができたなら。両親がすぐ避難することができたなら。「MAGOボタン」はその両方を叶えてくれるIoTデバイスなのである。

シニアと社会をより繋げる、シニア向けIoTデバイス「MAGOボタン」。

ボタンを通して、シニア世代に安心と安全を提供していってもらいたい。

商品情報
製品名:MAGO(まご)ボタン
価格(予定):4万円前後(税別、5年間の通信費込)
付属品:ACアダプター/アンテナ(2本)/取扱説明書
商品お届け時期:2017年7月以降 
色:7種類(青、赤、ピンク、黄色、緑、白、黒)・オリジナルロゴのプリントも可

商品公式HP:http://pr.mago-btn.com/index.html