今や災害はいつ起こってもおかしくない。災害が起こった時に緊急情報アナウンスが流れるが、ほとんどの施設では、それは日本語のみであるはずだ。
しかし現在日本には数多くの外国人が日本人と同じように生活を送っていて、月間200万人の訪日外国人がいる。そのような状況の中で、日本語のみの災害時アナウンスでは不十分ではないだろうか。
今回、最大で6ヶ国語を収録できる、エジソンハードウェア株式会社の多言語拡声装置「MLIタッチメガホン」「MLIタッチハンディ」「MLIタッチユニット」をご紹介したい。
非常用多言語拡声装置「MLIタッチ」シリーズ
上の写真は「MLIタッチメガホン」であるが、3モデル通しての特徴として、以下の点が挙げられる。
その場に置いたままでも電源が切れるまで流れ続けるというのは、誘導している施設スタッフの安全確保につながる。
購入時に既に4ヶ国語でアナウンスが収録されていることはありがたい。
別途費用はかかるが、特注したいアナウンスの日本語文を伝えるだけで、翻訳から収録まで行ってくれる。
操作方法はとても簡単
使い方は簡単で、本体の操作パネルで「非常」「通常「プリセット」のいずれかのアイコンをタッチし、順次必要なアイコンをタッチしていくだけで、多言語の緊急放送アナウンスが流れていく。
機種は3種類
用途によって3つのモデルから選ぶことができる。
1.MLIタッチメガホン
2.MLIタッチハンディ
3.MLIタッチユニット
どれも手袋をはめたままでも操作できるため、操作性に優れている。
実演
実際の音声が流れるので、検討している方は是非ご覧頂きたい。
ひと昔前までは駅も店舗も街中も日本語だった。今でも街中で見かける言語の中で日本語の比率はとても高いが、生活者は日本人だけではなくなってきた。
防災という命に関わる事柄では言語のボーダーレスを目指したい。