寒さが本格化してくる秋の終わり。寒さと乾燥がやってくる季節に注意したいのが火災だ。冬は暖房器具を使う機会が増えることと、乾燥により一度着いた火が消えにくくなることで火災が起きやすい環境になる。総務省によると、2016年の建物火災総件数は20,991件、中でも住宅火災はその約6割を占めている。

いざ火災が起きてしまった時に命を守る道具になるのが、消火器である。「消火器は、住宅火災の初期消火に最も有効な消火器具である。」誰もが一度はそう聞いたことがあるのではないだろうか?

しかし、その消火器に含まれる薬剤については広く知られていないことも多く、触れてしまったら?吸い込んでしまったら?など不安を感じて、使用をためらってしまうことも多々ある。

実際のところ、一般的な消火器の薬剤は無害とされているが、水分を吸収すると固まるという性質を持つ成分が含まれるため、短時間に多く吸い込むと危険を伴う場合もあり、不安は拭えない。

そこで今回は、モリタ宮田工業が開発するお酢を使った住宅用消火器「キッチンアイ」を紹介したいと思う。

住宅用消火器「キッチンアイ」とは?

モリタ宮田工業HPより引用


見た目は一般的な消火器と大差のない「キッチンアイ」だが、今までになかった考え方を採用した次世代のの消火アイテムだ。

「キッチンアイ」の一番の特徴は、その成分だ。成分には、お酢、天然植物抽出物、甘味料など食品原料の3つで構成されている。

消火器を使うことへの不安を少しでも減らすことを目的に、中身の薬剤に着目して作られたのが「キッチンアイ」なのだ。

「キッチンアイ」3つのメリット


「キッチンアイ」には従来の消化器とは違ったメリットがいくつかある。

1.身体と環境にやさしい

「キッチンアイ」の最大の魅力は、お酢で作られた消火剤である。見慣れない炎を目の当たりにし、焦って使い方を誤り消火剤が口に入ってしまっても、体には無害という点で、安心だ。

さらに、消火器の中身に限らず、消火器本体にも有害物質を全く含まない素材を使用している。

「キッチンアイ」の容器には、本来、消火器に対する必須条件でないRoHS指令(製造時に鉛・カドミウム・水銀・六価クロムなどを一定量以上含まないというEUの基準)まで対応させているという徹底ぶりだ。

2.後片付けに手間取らない

一般的な消火器は、部屋中に粉が飛び散り清掃に多大な手間と時間がかかってしまうが、「キッチンアイ」は違う。

「キッチンアイ」の使用後に残るのは、お酢と食品が混ざった液体だけなのだ。お酢をベースにしているものの、お酢特有の鼻にツンとくる臭いは少ないため、拭き取ってしまえば片付け終了だ。

3.重さ

重量はわずか2.2kgの「キッチンアイ」。消火器の中でもかなり軽量タイプなので、力が弱い高齢者や女性でも容易に取り扱うことができるだろう。

消火作用はどれくらい?


「キッチンアイ」の消火機能の高さは、一般的な消火器を超えると言っても過言ではない。

消火のみならず、冷却の力を併せ持つため、対象物の温度を確実に下げ、再び着火するのを防ぎながら消火できる。さらに、住宅用ということもあり、ストーブ火災や電気器具の火災、てんぷら油の火災まで幅広く対応している。

いざという時に、有用な消火器。しかし、使用する際に消火器の使用をためらってしまったら、大きな火災に発展してしまう可能性もあるだろう。

消火器に対して不安を抱えている方は、身体にやさしく、インテリア感覚で置くことができる「キッチンアイ」の購入を検討してみてはいかがだろうか。

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